食品表示ラベルプリンターを選ぶときに見ておきたいところ
食品販売をしていると、ラベル作りって地味に時間がかかりますよね。 手書きだと見た目がバラバラになるし、パソコンで作ると印刷が面倒だったり。 そこでラベルプリンターの出番なんですが、選ぶときに確認しておくべきポイントが3つあります。
接続方法:USB接続だけのものと、Wi-FiやBluetooth対応のものがあります。 スマホから直接印刷したい方はBluetooth対応を選んでください。
ラベル幅:食品表示ラベルは情報量が多いので、62mm幅以上がおすすめです。 小さいラベルだと文字がつぶれて読みにくくなります。

食品表示ラベルプリンターのおすすめランキング5選
第1位:ブラザー 感熱ラベルプリンター QL-820NWBc

最初に届いたとき「思ったより小さいな」と感じたのがこのQL-820NWBcです。 デスクの端に置いても邪魔にならないサイズ感で、食品販売の現場でも場所を取りません。
Wi-Fi、Bluetooth、USB全部に対応しているので、パソコンからもスマホからも印刷できるのが一番うれしいところです。 食品表示ラベルって情報の更新が多いので、スマホアプリからサッと修正して印刷できるのはかなり助かります。
ただし、本体価格は5万円前後とやや高めです。 個人の小規模販売だと予算オーバーになるかもしれないので、印刷枚数が多い方向けですね。

第2位:NIIMBOT B1 ラベルプリンター スマホ対応 Bluetooth接続

手のひらサイズでカバンに入れて持ち運べるラベルプリンターです。 マルシェやイベント出店で食品を販売する方には、このコンパクトさがめちゃくちゃ刺さると思います。
スマホアプリの操作がかなり直感的で、テンプレートを選んで文字を打ち替えるだけでラベルが完成します。 正直、初めてアプリを触ったときは「え、もうできたの?」ってビックリしました。
価格も5,000円前後と手が出しやすいので、「とりあえず試してみたい」という方の入門機としては文句なしです!!
デメリットとしては、ラベル幅が最大50mmなので、食品表示の情報量が多い商品だとレイアウトがかなり窮屈になります。 原材料が少ない焼き菓子やジャムなどには問題ありませんが、アレルゲン表示が多い商品は注意してください。

第3位:ブラザー カラー感熱ラベルプリンター QL-800

食品表示ラベルに赤黒2色で印刷できるのがQL-800の面白いところです。 アレルゲン情報やアレルギー注意の文言を赤文字で目立たせることができるので、消費者にとっても見やすいラベルになります。
USB接続のみなのでスマホからの印刷はできませんが、パソコンで作業する方には十分です。 価格も1万5千円前後と、ブラザーの中ではかなり手が届きやすい価格帯になっています。
QL-820NWBcとの違いは、Wi-FiとBluetoothが非対応で、印刷速度がやや遅いことです。 「パソコンで作ってUSBで印刷」の流れで問題ない方には、コスパの良い選択肢です。
ただ、赤黒印刷用の専用ラベルは通常の白ラベルより割高なので、ランニングコストは少し気にしたほうがいいかもしれません。

第4位:NIIMBOT D110 ラベルライター Bluetooth接続

NIIMBOT D110は、B1よりさらにコンパクトで、本体の重さが約150gしかありません。 ポケットにすら入りそうなサイズ感です。
アプリの使い勝手はB1とほぼ同じで、テンプレートが豊富に用意されています。 食品表示ラベル用のテンプレートもあるので、一から作る必要がないのはありがたいですね。
正直に言うと、印字の仕上がりはブラザーと比べると少し粗いです。 ただ、価格が3,000円台なので「この値段でここまで印刷できれば十分じゃない?」というのが率直な感想です。
ラベル幅は最大15mmなので、食品表示ラベルとしてはかなり小さめのラベルしか作れません。 瓶のフタに貼る商品名ラベルや、賞味期限だけの小さなシールには向いていますが、原材料一覧を全部載せるのは厳しいです。

第5位:Memoqueen M110 ラベルプリンター スマホ対応 Bluetooth接続

Memoqueen M110は、NIIMBOT B1と似たポジションのスマホ対応ラベルプリンターです。 Bluetooth接続でスマホから直接印刷でき、専用アプリでラベルデザインを作成できます。
面白いのが、バーコードやQRコードの印刷にも対応していること。 「商品にQRコードを付けて、スキャンするとInstagramの販売ページに飛ぶ」みたいな使い方もできます。
ラベル幅は最大50mmで、印字解像度は203dpiです。 解像度が少し低めなので、文字を小さくしすぎると潰れます。 食品表示ラベルを作るなら、フォントサイズは8pt以上にしておいたほうが安全です。
ぶっちゃけ、NIIMBOT B1と機能がかなり被っているので、どちらを選ぶかは好みの問題です。 アプリの使い勝手で選ぶなら、実際に両方試してみるのが一番早いと思います。

5機種をざっくり比較してみた
| 機種名 | 接続方法 | ラベル幅 | 価格帯 | 持ち運びやすさ | アプリの操作感 |
|---|---|---|---|---|---|
| QL-820NWBc | Wi-Fi/BT/USB | 最大62mm | 約5万円 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| NIIMBOT B1 | Bluetooth | 最大50mm | 約5千円 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| QL-800 | USB | 最大62mm | 約1.5万円 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| NIIMBOT D110 | Bluetooth | 最大15mm | 約3千円 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Memoqueen M110 | Bluetooth | 最大50mm | 約5千円 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
「持ち運びやすさ」と「アプリの操作感」は筆者が実際に触ってみた感覚での評価です。 NIIMBOT B1はアプリの動きがサクサクで、初めてでも迷わず操作できました。
食品表示ラベルを作るときに気をつけたい印刷のコツ
印刷前に必ずテスト印刷をする:画面上では問題なくても、実際に印刷すると文字がつぶれたり、改行位置がズレることがあります。
ラベル用紙の耐水性を確認する:冷蔵・冷凍食品を扱う場合、結露でラベルがにじむことがあります。 耐水タイプのラベルロールを選んでください。

食品表示ラベルに記載する項目は、食品表示法で決まっています。 名称、原材料名、内容量、賞味期限(消費期限)、保存方法、製造者名と住所、アレルゲン情報が必須です。
ラベルプリンターと一緒に買っておくと助かるアイテム
ラベルプリンターだけ買っても、意外と足りないものが出てきます。 あとから「あ、これも必要だった」となる前に、一緒に揃えておくと作業がスムーズです。
はかり(デジタルスケール):内容量を正確に計測して表示する必要があるので、0.1g単位で測れるものがあると安心です。
食品表示検定のテキスト:表示ルールに不安がある方は、初級テキストを1冊持っておくと迷ったときにすぐ確認できます。

食品販売で知っておくと得する表示のポイント
食品表示ラベルは「作って貼るだけ」ではなく、ちょっとした工夫で売上にも影響します。 ここでは、ラベル作りのときに意識しておくと良いポイントを紹介します。
アレルゲンは枠で囲むと見やすい:義務ではありませんが、枠で囲んであるとお客さんが確認しやすくなります。
製造者と販売者の違いを理解しておく:シェアキッチンで製造した場合など、記載する名称が変わることがあります。 保健所に確認してから印刷するのが確実です。
マルシェやイベントで販売する場合、ラベルの見た目も売上に影響します。 手書きよりもプリンターで印刷されたラベルのほうが「ちゃんとしたお店」という印象になりやすく、お客さんの信頼感が違うんですよね。

●平山貴斗食品製造業や飲食店の方への取材やリサーチをもとに、ラベルプリンターや業務用機器の記事を執筆しています。 メーカー担当者や販売店からの情報収集を大切にし、読者目線でのわかりやすさを心がけています。


