DDR5メモリの32GBモデル、そろそろ値段も落ち着いてきて買い時かなと感じている方も多いのでは。 今回はコスパや速度のバランスが良い6製品をピックアップしました!
DDR5 32GBメモリを買うときに確認すること
DDR5メモリを買う前に、まずお使いのマザーボードとCPUがDDR5に対応しているかを確認してください。 DDR4とDDR5はピンの形状が違うので、物理的に挿さりません。

速度(クロック周波数)はDDR5-4800MHzが標準的です。 普段使いやオフィス用途なら4800MHzで十分ですし、価格も手頃です。 ゲームや動画編集で少しでも速度が欲しいなら5600MHz以上のモデルを選ぶと良いですが、体感での差はほんのわずかなので、予算と相談して決めてください。
DDR5 32GBメモリのおすすめ デスクトップ用 6選
第1位:ADATA DDR5 4800MHz U-DIMM 32GB×2枚

ADATAはメモリやSSDで長年の実績があるメーカーです。 32GB×2枚のセット品なので合計64GBになります。 動画編集ソフトを開きながらブラウザでタブを30個くらい開いても、メモリ不足で固まるということがなくなりました。
4800MHzのDDR5としてはかなりお買い得な価格帯で、初めてDDR5環境を組む方の入門用として十分です。
注意点としては、ヒートスプレッダが付いていないシンプルなデザインなので、見た目を気にする自作PCユーザーにはちょっと物足りないかもしれません。 性能には影響しませんが、LEDで光るメモリを期待している方は別の製品を検討してください。

第2位:GIGASTONE DDR5 32GB 4800MHz

GIGASTONEのDDR5は1枚売りの32GBです。 「まず1枚だけ試したい」「今のメモリに追加で1枚足したい」という方にはぴったりの選択肢です。
正直なところ、最初は「1枚で32GBって中途半端じゃない?」と思いました。 でも実際には、すでに32GBメモリが1枚入っているPCに追加して64GBにしたいとか、予算の都合でまず1枚だけ買いたいとか、1枚売りだからこそ助かる場面があるんです。
デメリットは、1枚だけだとデュアルチャネルにならないので、メモリの転送速度がフル性能を発揮しないこと。 できれば同じ製品を2枚揃えて使うのがベストです。

第3位:KLEVV DDR5 5600MHz 32GB×1枚

KLEVVはSKハイニックスの子会社が手がけるメモリブランドで、チップの品質はお墨付きです。 箱を開けた瞬間「ああ、これはガチの業務用だな」という無骨な見た目でした。 飾り気ゼロですが、その分しっかり動いてくれます。
5600MHzのDDR5が1枚で、この価格帯ではなかなか見つからない構成です。 動画のレンダリング中にブラウザで調べものしても引っかかりが全然ありませんでした。
ただ、正直ブランドの知名度がCORSAIRやCrucialに比べると低いので、「KLEVV? 聞いたことないけど大丈夫?」と不安になる方はいると思います。 でもSKハイニックスグループという背景を知れば、むしろ安心材料になるはずです。

第4位:ADATA DDR5 5600MHz 16GB×2枚

第1位のADATAと同じメーカーですが、こちらは16GB×2枚で合計32GBの5600MHz版です。 「64GBもいらないけど、速度はちょっと上げたい」という方にはこっちのほうが合っています。
実際に載せ替えてみたら、Photoshopの起動がほんの少し速くなった気がしました。 正直、体感で劇的に変わるレベルではないんですが、数字で見ると確かに速くなっていて、ベンチマークのスコアが4800MHz版より10%ほどアップしていました。
注意点は、32GBだとPhotoshopを使いながらChromeで大量のタブを開くとメモリがカツカツになる場面があること。 メモリを多く使うソフトを常時起動する方は64GBモデルを検討したほうが無難です。

第5位:Crucial PRO DDR5-6000 16GB×2枚

Crucialはマイクロン(Micron)の自社ブランドで、メモリチップの製造元が直接売っている製品です。 もうこれだけで信頼度はかなり高い!!
6000MHzという速度は、DDR5の中でもかなり上位のクラスです。 ゲームのフレームレートを1fpsでも多く稼ぎたい方や、動画編集でプレビューのカクつきを減らしたい方には嬉しい速度帯です。 実際にDaVinci Resolveでタイムラインをスクロールしたとき、4800MHz版よりプレビューの引っかかりが明らかに減っていました。
ぶっちゃけ、6000MHzの恩恵を感じられるかは使い方次第です。 OfficeとWebブラウザしか使わないなら、ここまでの速度は正直オーバースペックです。 価格も4800MHzモデルよりだいぶ高くなるので、必要な方だけどうぞ、という感じです。

第6位:CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000MHz 16GB×2枚

CORSAIRのVENGEANCEシリーズといえば、自作PC界隈では定番中の定番です。 箱を開けた瞬間、ヒートスプレッダのマットブラックの質感にテンションが上がりました。 「PCの中身もカッコよくしたい」という方には間違いなく刺さるデザインです。
AMD EXPOに対応しているので、AMD Ryzenユーザーなら相性バッチリです。 BIOSでEXPOプロファイルを有効にするだけで6000MHzで動作します。
注意点としては、Intel環境で使う場合はXMPではなくEXPO対応なので、マザーボードがEXPOプロファイルを読めるか事前に確認してください。 Intel環境で6000MHzフルに使いたい場合は、XMP対応版を選んだほうが確実です。

6製品をざっくり比べてみた
| 項目 | ADATA 32GB×2 | GIGASTONE 32GB×1 | KLEVV 32GB×2 | ADATA 16GB×2 | Crucial PRO 16GB×2 | CORSAIR 16GB×2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 合計容量 | 64GB | 32GB | 64GB | 32GB | 32GB | 32GB |
| 速度 | 4800MHz | 4800MHz | 5600MHz | 5600MHz | 6000MHz | 6000MHz |
| デュアルチャネル | 対応(2枚) | 非対応(1枚) | 対応(2枚) | 対応(2枚) | 対応(2枚) | 対応(2枚) |
| ヒートスプレッダ | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
| BIOS設定の手軽さ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 見た目のカッコよさ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |

DDR5メモリを取り付けるときの注意点
メモリの取り付けはパーツ交換の中でも簡単な部類ですが、いくつか気をつけたいことがあります。
2. 静電気を逃がすために金属部分に触れる
3. メモリスロットのレバーを開く
4. メモリの切り欠きの向きを合わせて差し込む
5. カチッと音がしたらOK
デュアルチャネルで使う場合、2枚のメモリを挿すスロットの位置が決まっていることが多いです。 マザーボードの説明書に「A2とB2スロットに挿してください」のように指定があるはずなので、必ず確認してから作業してください。
メモリと一緒に揃えておくと安心なもの
メモリ交換のついでに用意しておくと捗るアイテムを紹介します。
エアダスター:ケースを開けたついでにホコリを飛ばしておくと、PC全体の冷却効率が上がります。
メモリテストソフト(MemTest86):取り付け後にメモリが正常に動作しているか確認するための無料ソフトです。 USBメモリから起動して使います。

DDR4からDDR5に変えて体感は変わるのか
ぶっちゃけ、普段使い(ブラウザ、Office、動画視聴)だけなら、DDR4の16GBからDDR5の32GBに変えても「おお速い!!」とはなりにくいです。
体感で差が出るのはメモリを大量に使うアプリを動かしたときです。 PhotoshopでRAWファイルを何十枚も開いたり、Chromeのタブを50個以上開いたりする場面では、32GB以上あるとフリーズしにくくなります。
正直、DDR4で不満がないならまだ急いで乗り換えなくても大丈夫だと思います。 新しくPCを組むタイミングでDDR5に移行するのが一番無駄のないやり方です。

●平山貴斗PCパーツやメモリ製品を中心に取材しています。 販売店スタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに、分かりやすい記事を心がけています。


