ウチの犬、薬だけ器用に吐き出す選手権で優勝級――そんなワンコの飼い主さんへ。今回は投薬補助おやつを5つピックアップしました。
愛犬が薬を嫌がる理由と、投薬補助おやつが便利なワケ
犬は嗅覚がものすごく敏感で、ご飯に薬を紛れ込ませたくらいでは簡単に見抜かれます。
苦味・鉄っぽい匂い・普段と違う手触りの3点がバレる要因で、ドライフードやチーズに入れる昔ながらの方法は慣れた犬ほどすぐ気づきます。
筆者の実家の柴犬も、錠剤をさつまいもに包んでも毎回取り出して床に置く天才タイプでした。
投薬補助おやつを動物病院スタッフに取材してから試したところ、初日で2錠とも飲み込んでくれて感動したのを覚えています。
犬用投薬補助おやつ おすすめランキング5選
第1位:スマック ささみ丸 ポケット ささみ味 40g

スマックの「ささみ丸ポケット」は、名前の通り中にくぼみがあり、錠剤を押し込みやすい形状です。やわらかい質感のため、薬のサイズに合わせて指でグニッと閉じられるのが地味に便利。
筆者は知人のトイプードルで試したところ、いつも薬を吐き出す子が、初回からノーリアクションで食べてくれました。
錠剤を押し込みやすいポケット形状
第2位:MediBall メディボール 犬用 たら味 15個入

VET’S LABOが開発した粘土状の投薬専用おやつ。手のひらで練って薬を包み、球状に丸めて与えます。たら味は魚系で食いつきが強く、肉系アレルギーの犬にも選べるのが頼りになる部分。
ただし、噛んで食べるタイプの犬だと、薬だけ吐き出されるケースがあります。丸のみ系のワンコ向けだと覚えておくと失敗が減ります。
粘土状で薬を包みやすい投薬専用
第3位:いなば 投薬用ちゅ~る 乳酸菌1000億個 とりささみ味 12g×20本

愛犬家なら誰もが知っているちゅ〜るの投薬専用版です。粉薬もペースト内に混ぜ込める粘度で、液体タイプの薬にも使える万能選手。さらに乳酸菌1000億個配合でお腹のケアまで両立しています。
筆者の知人宅の老犬は、食欲がない日もこれだけは食べてくれるそうで、いざというときの救世主になっているようです。
いなば 投薬用ちゅ~る 乳酸菌1000億個 とりささみ味 12g×20本
粉薬・液体薬にも使える投薬専用ちゅ〜る
第4位:ドギーマン とろ紗 ささみ 14g×10本 まとめ買い

ドギーマンのとろ紗は、ゆるめのペースト状で錠剤や粉薬をふわっと絡められるタイプ。ちゅ〜るより粘度は低めで、飲み込みが弱くなってきた犬でも舐めて食べられるのが心強いところ。
ぶっちゃけ、14g×10本でAmazonなら500円前後という価格は反則レベル!!散歩のごほうびにも兼用できて家計的にかなり助かります。
ゆるめペーストで舐めやすい
第5位:ドギーマン ドギースナックバリュー トロッとササミロール 30g×10個

ササミをロール状に成形したセミモイスト系のおやつ。中心部がトロッとしていて、錠剤を押し込めば見事に埋まります。ドッグラン仲間の飼い主さんからはシンプルに「おやつとして美味しそうに食べる」と評判です。
個人的には、散歩後のごほうび兼薬用として使うと、犬が警戒しないうちに投薬できるので重宝しています。
ドギーマン ドギースナックバリュー トロッとササミロール 30g×10個
ロール状で錠剤を埋め込みやすい

丸のみする子はメディボール、噛んでから飲み込む子は投薬用ちゅ〜るが個人的には一番打率が高いですよ
薬をこっそり仕込むコツ
投薬補助おやつは「使い方の小ワザ」で成功率が大きく変わります。筆者が動物看護師さんにリサーチしたコツは次の3つです。
- 薬を包む前に、おやつだけを1〜2個食べさせて警戒心を下げる
- 薬が露出しないように、おやつで全面をギュッと覆う
- 与えた直後に褒めて注意を逸らし、吐き出すタイミングを作らせない
使うときに気をつけたいこと
投薬補助おやつは便利ですが、以下の点は正直見落としがちです。
・食物アレルギーがある犬は成分表を要チェック
・療法食中の犬は、補助おやつが療法内容と競合しないか獣医師に相談
・薬との相互作用が気になる場合はかかりつけ医の指示を優先

療法食中の犬は、おやつ1個のカロリーが意外と響くことも。獣医さんと相談しつつ使えるタイプを見つけてくださいね
筆者プロフィール
●吉田 英夫ペット用品を得意とするプロライター。動物病院スタッフや動物看護師への取材とリサーチをもとに記事を執筆しています。今回は動物病院2院と動物看護師1名へのヒアリングを実施し、投薬補助おやつの実用性を確認しました。

